※本ページはプロモーションが含まれています

イラレでの作り方

Illustrator ロゴ作成【パスファインダ】

2016/07/25

Illustrator ロゴ作成【パスファインダ・形状モード】の続きになります。

12072501

前回は、パスファインダの形状モードを使ってみましたが、
今回は、パスファインダパレットの下の列にある、6つのパスファインダをご説明します。

パスファインダパレットが見当たらない場合は、ウィンドウ/パスファインダを選択して下さい。

パスファインダの名称(左から順番に)

  • 分割
  • 刈り込み
  • 合流
  • 切り抜き
  • アウトライン
  • 背面オブジェクトで型抜き  となってます。

12072502

丸いオブジェクトを3つ用意しました。並びの順番は手前から、赤、緑、青です。

パスファインダ・分割

12072503

オブジェクトを選択したら、パスファインダパレットから、分割を選択します。

見た目は変わりませんが、オブジェクトはパス単位で分割状態に変更されています。

オブジェクトはグループ化されていますので、グループを解除してみます。

オブジェクトを選択したら、メニューからオブジェクト/グループ解除をクリックします。

ショートカットキー 【comand】+【shift】+ G

12072504

グループ解除して、すこし移動してみました。
ご覧の通り、オブジェクトは、パス単位で細かく分割されています。

パスファインダ・刈り込み

12072505

刈り込みは、オブジェクトの塗りが見えている単位で、パスが分割されます。

12072506

刈り込みを選択すると、パスの見た目が変わります。

12072507

先程と同じように、グループ解除を行うと、

このような形で、オブジェクトが分割されているのがわかります。

パスファインダ・合流

最初、私は刈り込み合流の違いがよくわかりませんでした。

合流機能は、刈り込みと似たような機能ですが、
塗り色が同じのオブジェクトが隣接している場合は、パスが合流してしまう点が異なります。

12072508

一番下のオブジェクトの色を変更して、合流を選択します。

12072509

パスの位置が、オブジェクトの色単位に変わりました。

12072510

グループ解除を行うと、こんな形になります。

パスファインダ・切り抜き

切り抜きとクリッピングマスクとの違い

パスファインダの切り抜きと、マスク効果のクリッピングマスクは、見た目はよく似てますが、パスの形態は大きく異なります。

クリッピングマスクの場合

12072512

黒線の四角形を、一番手前に配置して、クリッピングマスクを適用させると、

メニューより、オブジェクト/クリッピングマスク/作成を選択します。

12072513

四角形の形でマスクされますが、
パスが無くなった訳ではないので、楕円形の形はデータとして残ります。

切り抜きの場合

12072514

パスファインダの切り抜きを適用させる場合は、

12072515

切り抜かれた外側のパスは、完全に消えてしまいます。

ロゴ作成の場合は、切り抜きを使用するなど、ケースによって使い分けると良いでしょう。

パスファインダ・アウトライン

12072516

アウトラインは、パスがラインの状態で分割される機能です。

12072517

適用させると、塗りが消えてパスだけが残ります。
塗りの色情報はパスに残されていますが、線幅は 0ptになります。

12072518

それぞれ、線幅を1ptに設定し直しました。
このパスは分割されています。グループ解除をしてみると、

12072519

このように、パスがバラバラになります。

パスファインダ・背面オブジェクトで型抜き

背面オブジェクトで型抜きは、パスファインダ・形状モードにある、
前面オブジェクトで型抜きと正反対の機能です。

12072520

前面に、黄色い丸。背面に文字を配置して、
背面オブジェクトで型抜きを適用させると、

12072521

このように型抜きされます。

以上、6つのパスファインダ機能の違いでした。

(つづく)

次のページ→Illustrator ロゴ作成【パスファインダ・分割】

スポンサーリンク

[ad#ad-ms]

おすすめ記事

1

Adobe CCを安く手に入れるには? Adobe CCには、単体プランと、全てのAdobeアプリケーションが使えるコンプリートプランがあります。 公式サイトやAmazon、アカデミック通信講座版の価 ...

-イラレでの作り方