文字を見やすくする方法、影の付け方編です。

イラストレーターに文字を配置した場合に、背景の色と文字の色のバランスによっては、文字の視認性が悪くなってしまい読みにくくなる事があります。

そんな時は、文字に影を付けたり、縁取りしたりと、文字を装飾してみましょう。

名刺などには小さなサイズのフォントを使いがちですが、文字を装飾すると、見た目が引き締まり読みやすくなります。

文字へ影を付ける方法

ドロップシャドウ機能を使うなど、他の方法もありますが、今回は単純にコピー&ペーストで影を付けてみます。影を付けた後からの文字修正などは少し面倒なので、制作の最終段階がお勧めです。

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完成予想図

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この名刺の住所電話部分に影を付けてみます。

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(判りやすいように、バックの色は変更してます)

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最初に文字を選択したら、コピーします。

ショートカットキー 【comand】+ C

以下の操作は、今コピーした文字を選択し続けたままの状態で行います。

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そのまま続けて、背面へペーストをクリックします。

ショートカットキー 【comand】+ B

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選択したままで、色を変更します。

ブラックにしました、現在選択中の文字オブジェクトは白文字の後ろにあるので、色を変えても見た目はかわりません。

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次に、ブラック色にした文字を移動させます。オブジェクト/変形/移動をクリックします。

ショートカットキー 【comand】+【shift】+ M ですが、returnキーを押すだけでもショートカットになります。

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移動ダイアログがあらわれました。
位置の水平方向と垂直方向を調整して、ブラック文字を移動させます。

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プレビューにチェックを入れておくと、移動具合を確認しながら調整出来ます。

右向き、下向きに0.1mmずつ移動させました。文字の大きさや、フォントの形によって移動距離は微調整します。作例は、アートボードを800%拡大表示してまして、実際の文字サイズは7ptです。

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住所電話への影がつきました。小さな文字も読みやすくなりますので、名刺の制作などにはお勧めの文字装飾です。

オブジェクトへの白影付け

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文字同様に、地図などのオブジェクトにも影を付けると見やすくなります。

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ブラック色の道路と文字に、0.1mmの白い影を付けてみました。
道路や線路、文字などをグループ化してコピーしてから、背面にペーストして右下方向に移動させました。

他にも色々と応用がききそうですね。ドロップシャドウでは無いので、データを入稿させる時などのトラブルの防止にもなりますので、お勧めです。

以上、文字やオブジェクトへ影を付ける方法でした。

(つづく)

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