※本ページはプロモーションが含まれています

プレビュー

Mac プレビューの使い方【写真の切り抜き方法】

2016/06/15

個人的には、写真からオブジェクトを切り抜く時は、普段はフォトショップCS3を使用しています。

今回、MacのOSに付属のアプリ・プレビューをいろいろ試してみたところ、写真の条件が良ければ綺麗に切り抜き加工が可能でしたので、ご紹介します。

プレビューはMac OS-Xに付属するバンドルアプリケーションです。OSのバージョンが上がるに従い、機能もupしているようです、以下の記事では OS-X 10.6 Snow Leopard版を使用しています。

プレビューで画像を切り抜く方法は2種類ありました。
インスタントアルファーと、スマート投げ縄機能のどちらかを使用します。

インスタントアルファーでの写真の切り抜き方

12061501

この大海老フライの写真から、お皿ごと切り抜いてみます。最初にプレビューで写真を開きます。

ショートカットキー 【comand】+ O(オー)

12061502

選択ツールから、インスタントアルファーを選びます。

12061503

選択するとカーソルの形が変わりますので、画像から除きたい部分をクリックして、徐々にマウスをドラッグしていきます。
ドラッグするに従い、画面が赤色に変更されて行きます。(この赤い部分が写真から取り除かれます)

12061506

ドラッグを微調整します。
背景のテーブルが全面的に赤色になりました。この状況でマウスから手を離します。

12061508

すると、ちょうど境界線の部分に点線が点滅します。このラインに沿って切り抜きされます。

【delete】キーを押して下さい。

12061509

綺麗に写真が切り抜けました。

deleteキーを使わないで、メニューを使用しても同様の操作が出来ます。

12061515

切り抜き部分が点滅状態の時に、編集/選択部分を反転を選択してから、

12061516

ツール/切り取りをクリックしたら、同じように切り抜き出来ます。

インスタントアルファーをうまく使うには

背景との境界線がはっきりししていて、背景の色がベタ色に近い写真がうまく切り抜き出来るようです。
背景がごちゃごちゃしていたり、別のオブジェクトが有ったりすると、綺麗に選択する事が難しいです。その場合は、切り抜き残った部分を何度か選択を繰り返して、削除していく方法もあります。

スマート投げ縄での写真の切り抜き方

12061501

先程と同じ大海老フライの写真から、スマート投げ縄機能を使って、エビフライを一本切り抜いてみます。

12061530

選択ツールから、スマート投げ縄を選択します。

12061531

マウスを使って、エビフライの境界線をドラッグしながら、なぞって行きます。

線がエビフライの輪郭に少し重なるように、なぞります。
一筆書きで一気に選択します、後から微調整は出来ない模様です。

12061532

なぞり終わって、マウスから手を離した状態です。境界線が点滅しています。

12061533

ツール/切り取りをクリックします。

ショートカットキー 【comando】+ K

12061534

大海老フライが一本だけ切り抜き出来ました。

プレビューで写真を切り抜く場合は、撮影する時がポイント♪

大海老の写真は綺麗に切り抜く事が出来ました。他の写真も試してみましたが、あらかじめ、背景とコントラストに注意して撮影しておくと、複雑なオブジェクトでも、楽に切り抜きが出来そうです。

12061540

例えば、この桜の写真も、

12061541

インスタントアルファーで綺麗に切り抜きが出来ました。

今回、初めてプレビューで写真を切り抜いてみましたが、簡単で色々使えそうです。
Macの次のバージョンの 10.7 ライオンのプレビューは、さらに高機能らしいですね〜
そろそろ、バージョンアップする必要がありそうです。

(つづく)

スポンサーリンク

[ad#ad-ms]

おすすめ記事

1

Adobe CCを安く手に入れるには? Adobe CCには、単体プランと、全てのAdobeアプリケーションが使えるコンプリートプランがあります。 公式サイトやAmazon、アカデミック通信講座版の価 ...

-プレビュー